そのため、「自分には語学センスがない」「英語を話すのは得意だけれど、英語で作文を書くのは苦手」等、人によって多少の得意不得意はあるものの、「学校で何年も英語を勉強したけれど、実際には何一つ身についていない」という事態が起こりにくくなっています。

スウェーデン人の英語学習への姿勢から学ぶこと

とはいえ、スウェーデン人の英語は、ネイティブにとっても全く違和感がない程完璧とは言えません。個人差こそありますが、スウェーデン人独特の訛りや文法上のミス等はあります。

それでも、日本人にありがちな、「完璧な英語でなければ人前で話すべきではない」という考え方をするスウェーデン人は殆どいません。

スウェーデン人の多くは、生徒同士がペアやグループ単位で話し合う、教え合うという、共に学び合う形式の英語やその他の科目の授業を通じて、他者の発言に耳を傾け、それに対して建設的なコメントをするという姿勢を身につけています。

こういった姿勢は、「あの人の英語には訛りがあるし、文法上の間違えもあるからダメだ」等、お互いの英語の粗探しをし合う、間違った英語での発言を茶化す等をした結果、人前で英語を話すのを恥ずかしがるという悪循環に陥る事を予防しています。

英語を勉強している皆様は是非、自分の語学力を人と比べたりせず、積極的に英語をアウトプットする場を作って、英語圏の文化を楽しみながら英語学習を続けて下さいね!

ABOUTこの記事をかいた人

近藤万祐子

神奈川県横浜市出身の30代の日本人女性です。2012年に、スウェーデン人男性と結婚し、スウェーデン南部へ移住しました。現在は、現地の大学で心理学と教育学を勉強しています。また、学業の傍ら、スウェーデン在住ライターとして、海外生活、留学、異文化理解、ヨーロッパと日本の教育などに関する記事を投稿しています。