同様に、女性を喜ばせるため、安心感を与えるために自分のお金を使うべきだと考える男性も少ないのです。

ヨーロッパには倹約家が多い

筆者自身、ヨーロッパで生活する中で、男女共に支出に際して計画性を持ち、慎重に考えるいわゆる倹約家が多いと実感しています。

レストランやカフェでの飲食、洋服やバッグ等の服飾品について、お金をかけるべき対象ではないと捉える人が多いというのも、男女共通です。

反対に、多くのヨーロッパ人は、生活の拠点である住宅や、日々の生活をより豊かにするために必要な家電製品や家具等の実用品に対しては高い関心を持っているため、納得のいくものを購入できるよう貯蓄をする傾向があります。

ヨーロッパ人の彼氏とお金について話し合う際に考えること

以上、ヨーロッパ人男性の中には、いわゆる倹約家が多いという事情と、それが日本人女性との交際に与えがちな影響についてお伝えしました。

「女性の楽しみや安心のためにお金を使うのが男の甲斐性」という認識のないヨーロッパ人男性の行動や生活態度を、「自分は愛されていないのでは?」「値踏みされているのかも」というように日本人特有の価値観で解釈することにより、二人の関係に亀裂が入ってしまう可能性があるのは事実です。

とはいえ、ヨーロッパの男女対等なカップル文化や物欲の少ないシンプルなライフスタイルが、必ずしも理想的だという訳ではありません。

相手の考える男女の在り方やお金に関する価値観を理解した上で、「たまには大人向けのレストランやホテル等で、二人で非日常を体験するためにお金を使うことにも価値はあると思う」「自分の年齢で安物のアクセサリーを身に着けることには抵抗がある」等、自身の金銭感覚や希望を伝えるのは良いと思いますよ!



ABOUTこの記事をかいた人

近藤万祐子

神奈川県横浜市出身の30代の日本人女性です。2012年に、スウェーデン人男性と結婚し、スウェーデン南部へ移住しました。現在は、現地の大学で心理学と教育学を勉強しています。また、学業の傍ら、スウェーデン在住ライターとして、海外生活、留学、異文化理解、ヨーロッパと日本の教育などに関する記事を投稿しています。